説明:変数の基礎(値型)

 このドリルは入門書を一読した後に問題を解きながらプログラミングに慣れることを目的としています。そのため「説明」は最低限問題を解くのに必要な情報に留めています。

 変数というのは数字の1や文字列などを格納する箱のようなものである。という説明を聞いたことがあると思う。私も書籍や講師をする際に、そのような説明をしたことがある。

 値型に関しては、まずはそう理解しておいて問題ない。値型以外には参照型という型があるが、参照型についてふれるのはクラスについて説明した後が都合が良いので後で言及する。

 例えば整数を扱うint型であれば、以下のように書ける。

int day = 365;
// 書式 [型] [変数名] = [値];

 最初のintは変数の型が整数を扱うint型であるという型の指定。

 スペースを挟んで、変数につけた名前。これは任意の名前を付けることができるが用途にあった名前を付ける方が良い。

 「=」は代入記号。dayという変数に365という値を代入(設定)するという意味になる。数学のイコールではないので注意。

 C#は型をしっかり意識してプログラミングを行う必要がある(静的な型付け言語)。

 基本的に「初めて変数を使う場面」では[型] [変数名]という形で型を明示する。同じ変数を2回目に使う場合は型は書かなくて良い。

// 初めて変数intVarを使う場合は型宣言を行う
int intVar = 4;

// 同じ変数を次に使う場合は変数名だけでよい。
// 型を書くとエラーになる。エラーを知るのも大切。
intVar = 6;

 最初に変数を用意することを「宣言する」という。「int型の変数dayを宣言する」という具合に。

 その際に値を設定することを「初期化」という。

 C#では基本的に整数を扱うint型の変数で小数を含む数値を扱うことはできないし、「Hello World」のような文字列を代入することもできない。

 これで変数を使う演習を行う最低限の説明は終わり。この後、ちょっとだけ補足を書いているが、覚えることが多いと思うなら読み飛ばしても構わない。

 (補足)C#には型推論という機能があり「=」の右側の部分から型が推測できる場合は「var」という記号で型の表記を置き換えることができる。

var day = 365;
// 型推論
// 「=」の右側が整数値なので左側のdayが整数型と推測できる。
// このような場合varと書くことで型を書く代わりにできる。

 2回目は「基本的に整数を扱うint型の変数で小数を含む数値を扱うことはできない」という部分。

 object型はおススメはしないがすべての型の値を代入することができるし、参照型では継承という関係にある別の型を代入することができる。詳しくはクラスについて学んだ後に解説する。

object dayObj = 365;
// エラーにはならない